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佐倉家の長女
誰もがいつか経験するお葬式。そのときは突然やってきます。それは未知の世界!この年になっても知らないことがこんなにあるなんて。。。しかも悩む時間もなく、次から次へと決めなければならないことがいっぱい。もっと早く準備すればよかったと後悔の嵐でした。
そんな父の葬儀を体験した私がまとめた役立つお葬式情報です。
これから初めてお葬式をする人のためにいろいろな思いを込めて書いてます。
最後のお別れがいいお葬式になりますように

【誰でもわかる家族葬】どこが違う?葬儀の種類とプラン内容を比べてみる!

いざ葬儀のことを準備しようと思っても、情報が多すぎてどうしたらいいのか悩んでしまいます。
例えば、最近よくCMや広告で目にする家族葬。今どきの葬儀らしいのはわかるけど、どんな葬儀なのか気になりますよね。私も父の葬儀を決めるとき、まず興味をひかれたのが『家族葬』でした。

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家族葬って何?うちに合ったお葬式みたいだけど…どんなプランなの?

この記事では、家族葬とは?という疑問をわかりやすく解説します。他の葬儀プランと比較して家族葬との違いについて説明します。そうすればどのプランが自分たちに合うのか検討する目安にすることができます。納得できる葬儀選びに役立つことと思います。

家族が亡くなってから、あわただしい中で葬儀のことを決めるのはとても大変なことです。葬儀会社にお任せすることもできますが、最後のお別れを家族の納得のゆくものにするためにも、事前の情報収集をおすすめします。

この記事でわかること
  • 葬儀にはどんな種類があるか?
  • 家族葬とは?
  • なぜ家族葬が選ばれるのか?
もくじ

葬儀の種類とイメージマップ

葬儀プランの比較

家族葬とはどんな葬儀か

家族葬は、『通夜、告別式』を行います。
一日葬の場合は通夜を省き告別式だけになります。

同じく通夜、告別式を行う一般葬との違いは、参列者の数です。ただし明確な人数の決まりはありません。使用する葬儀場の広さにもよりますが、30人くらいまでを家族葬と呼ぶことが多いようです。

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家族葬とは、家族や身内、親しい友人を中心とした少人数での葬儀のことです
規模が小さくなりますが、通夜、告別式という基本的な葬儀の内容や流れは一般葬と同じです

疑問1、家族だけしか呼べないの?

参列していただく範囲に決まりはありません。

『家族葬だから家族だけでお葬式を行なわなければならないの?』と思っている方も多いかもしれません。しかし、家族葬という形には明確な定義はなく、亡くなった方が親しくしていた親戚、友人など、もちろん家族以外の方にもお声がけして参列していただくことができます。

疑問2、葬儀の費用が節約できるの?

家族葬だから費用負担が少なくなるとは限りません。

家族葬は葬儀の費用が節約できるイメージがあります。しかし葬儀の形は基本的に一般葬と変わらないので省けること、簡素化できることが意外と少ないのが現実です。

費用が安くなるのは、参列者数が一般葬と比べて家族葬は少ないからです。

参列者数によって変わる料金は

  • 葬儀場の規模(広さ)
  • 食事代金
  • 返礼品
  • 車両代

などがあります。
参列者数を減らすことで一般葬より費用を節約することはできますが、トータルすると思ったほど安くないと感じるかもしれません。

佐倉家の長女

家族葬で参列者が少ないということはお香典も少ないということ。差し引きすると一般葬と比べて葬儀のトータルの費用はあまり変わらないか、負担が増えてしまうこともあります

疑問3、家族葬のメリットは?

家族や身内、親しい友人を中心とした葬儀なので、アットホームな小さな規模で行うことができます。
それは葬儀の準備や参列者への気遣いが軽減され、遺族が時間を作ることができ最後のお別れを故人ときちんと向き合えるということです。家族の希望や思いを反映することもやりやすくなります。
またシニア世代が亡くなった場合、高齢の親戚や友人が多く参列が難しいケースもあります。家族葬にすることでそういった人たちの負担を減らすことができます。


メリットまとめ
  • お葬式を小さな規模で行える
  • 家族の負担を少なくできる
  • 家族の意向を式に反映しやすい
  • 参列者の負担を減らすことができる
  • 一般葬と比べれば、参列者数を少なくすることで費用をおさえることができる

疑問4、家族葬のデメリットは?

家族や身内、親しい友人を中心とした少人数での葬儀なので、参列していただく人を選別する必要があります。そして、参列しなかった人に小さな規模のお葬式であることを理解してもらわなければなりません。葬儀後に弔問に来られる人の対応が忙しくなることがあります。

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うちは10人以下の家族葬でした。家族葬専用の葬儀場でしたが広さに対し人数が少なかったためか閑散としてちょっと寂しかったかも…

デメリットまとめ
  • 参列者を選択しなければならない
  • 小さな規模で行う家族葬を理解しない身内がいるかもしれない
  • 葬儀後、参列しなかった人の弔問の対応に追われることがある
  • 香典が少ないため、葬儀費用にあてられない

疑問5、家族葬で注意することは?

葬儀の案内や訃報の連絡の仕方に注意が必要す。

  • 親戚や親しい友人にのみ葬儀の案内を連絡をする。その際には『家族葬』であることを伝える
  • 知人や遠い親戚などに訃報を葬儀の前に知らせなければならない場合は、日時や葬儀場など詳しいことは伏せて『家族葬』を近親者のみで行うということを伝えなければならない
  • 声をかけなかった知人、親族など参列をお断りする方には、葬儀後に故人の逝去を報告する

家族葬が選ばれる理由

私のうちのお葬式は、小さくても通夜、告別式をして父を送りたいと思い、家族葬を選びました。
もちろん葬儀の費用はできるだけ節約したかったし、宗教的なことはあまりこだわらなくてもいいと思いました。

いまどき、こんな家族が多いのではないでしょうか?

コロナ禍であること、少子高齢化、核家族化という時代背景もあります。
しかし、それだけでなくお葬式の古いしきたりや慣習にこだわらなくなったことが大きいのではないかと思います。

ネットやCMで家族葬という葬儀のスタイルに触れる機会が増えました。いつの間にか、家族葬が一般的な葬儀として私たちの身近な存在になりました。

亡くなった家族と心を込めてお別れしたいという思いは、葬儀が大きくても小さくても変わらないという人が増えているので、家族葬という葬儀が選ばれているのだと思います。

佐倉家の長女

うちの場合、一家族だけの貸し切りの葬儀場を選びました。そんな式場が増えているのも家族葬が選ばれる理由かなと思います

まとめ

家族葬だからといって、亡くなった家族への思いが軽いわけではありません。
葬儀の規模、参列者数にかかわらず、それぞれの家族で、それぞれの思いを込めたお葬式にすること、これが家族葬の形なのかもしれません。

  • 家族葬のメリットは、身近かな人だけで小さな規模でお葬式ができるということ
  • 家族葬のデメリットは、小さな規模でも通夜、告別式を行うのでそれほど費用の節約ができないということ

他の葬儀プランと比較することで、家族葬がどんな葬儀なのかなんとなく理解が深まったことと思います。もちろん葬儀会社や地域によって詳細は異なりますが、全体像としての家族葬を理解していただくことで、納得のゆくお葬式選びにお役に立てるのではと思います。

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