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佐倉家の長女
誰もがいつか経験するお葬式。そのときは突然やってきます。それは未知の世界!この年になっても知らないことがこんなにあるなんて。。。しかも悩む時間もなく、次から次へと決めなければならないことがいっぱい。もっと早く準備すればよかったと後悔の嵐でした。
そんな父の葬儀を体験した私がまとめた役立つお葬式情報です。
これから初めてお葬式をする人のためにいろいろな思いを込めて書いてます。
最後のお別れがいいお葬式になりますように

【短い準備期間でも間に合う】ひと目でわかる!葬儀費用の相場を徹底解説

葬儀のことでもっとも気になるのが費用のこと。
『何に』『いくらかかるのか』、日常生活の中ではまったく接することがないため、相場がどのくらいかも想像がつきません。
何も準備ができないまま、すべて葬儀会社にお任せした結果、納得のいかない料金だったというトラブルが発生することもあります。

佐倉家の長女

葬儀会社と打ち合わせをするにしても、情報を持っていないので不安…何が必要なのかもわからない

葬儀の費用で大切なことは、『費用の内訳を知ること』です。

事前に何社かの見積りを取って比較することが理想的ではあります。そのときに費用の内訳を知ることができ、検討することができます。

ただし注意しなければならないのが事前に見積りを取っていても、実際の状況や選択する内容によって変動する費用があるということを理解する必要があります。理解することで葬儀費用のトラブルを回避することができます。

この記事では、時間がなくても簡単にわかるように、葬儀費用の基本についてわかりやすく説明します。

インターネットで調べるといろいろな葬儀情報があふれていますが、この記事では『葬儀費用』に特化してシンプルにまとめているので、時間をかけなくてもわかるようになっています。

葬儀の費用について予備知識を身につけることで、短い準備期間でも検討する時間ができ、自分たちのしたいお葬式を行うことができます。

この記事でわかること
  1. 葬儀費用の内訳を知ること
  2. 変動する葬儀費用
  3. オプションで変動する葬儀費用
  4. 葬儀にかかる目安の費用
もくじ

葬儀費用の基本の内訳

葬儀一式(葬儀本体)費用の内訳

  1. ご遺体の搬送にかかる費用
  2. 安置所、葬儀場など施設にかかる費用
  3. 葬儀にかかる費用

葬儀プランのパッケージ料金に含まれている一般的な内容になります。
ご遺体の搬送、ご遺体の保全、お通夜、告別式といった葬送儀礼を行うための項目です。

おもな内訳内容
搬送病院などから安置場所まで搬送する料金
安置葬儀会社などの安置施設にご遺体を預ける費用
ドライアイスご遺体の温度管理
葬儀場葬儀場の利用料金
祭壇葬儀場に飾る祭壇
ご遺体を納めるための木製の棺
骨壺遺骨を納めるための壺、箱
白木位牌白木で作られた仮のお位牌のこと
枕飾りご遺体の枕元に設置される祭壇
仏衣故人が身につける白い着物
納棺用布団納棺をするときに棺の中で使用する布団
遺影写真祭壇に飾る写真の加工、額
葬儀運営スタッフ手続きの代行や葬儀の進行、案内などにかかる費用
出棺車両棺を葬儀場から火葬場まで運ぶための車

飲食代の費用の内訳

  1. 通夜振る舞い
  2. 精進落とし

宗教者への費用の内訳

  1. お布施(読経代、戒名代、お車代、お膳代)

お布施は直接、宗教者に渡します。
葬儀会社の見積りに計上されません。

火葬料金の内訳

  1. 火葬代
  2. 控室代

地方自治体が管理、運営していてる火葬場の場合、実費を直接支払うことになるケースがあります。その場合、葬儀会社の見積りに計上されません。

変動する葬儀費用

変動費は、見積り後に『状況に応じて追加費用が発生する』可能性のある費用です。

安置場所までの距離で変動する搬送代

ご遺体を搬送する場合、『葬儀会社の車庫』⇒『亡くなった場所』⇒『安置場所』の合計の距離で料金が算出されます。
見積りに計上されている距離を超えていたら追加料金が発生します。一般的には10㎞が記載されているケースが多いです。

深夜、早朝には割増料金が加算される場合があります。

『亡くなった場所』『安置する場所』『利用する時間帯』によって、費用が変動します。

参列者数によって変動する飲食代

参列者へのおもてなしは、参列者の人数によって費用が変動します。

  1. 通夜振る舞いや精進落とし
    見積りと実際の参列者数が変わったり、料理のグレード(料金)を変更した場合、差額の費用が発生します。
  2. 返礼品と会葬礼状

火葬までの日数で変動する安置室料金とドライアイス代

一般的に告別式のスケジュールは、火葬場の予約時間に合わせて計画されます。

もし火葬までに時間がかかってしまう場合や葬儀場の予約や家族の都合でお通夜、告別式まで日数がかかった場合、見積りに計上されている日数を超えていたら、安置料金(安置室の使用料)やドライアイス代の追加料金が発生します。

オプションで変動する固定費

葬儀一式(葬儀本体)費用は、基本的に必要な項目がパッケージ料金に含まれています。

固定費として見積りに計上されますが、オプションでグレードアップをしたり、追加したりすることができる項目があります。もちろんその場合は追加の料金がかかります。

オプションで選べるおもな項目

  1. 葬儀場
  2. 祭壇
  3. 生花装飾
  4. 骨壺
  5. 湯灌
  6. エンバーミング

葬儀の目安の費用

葬儀の費用が大きく変わる要因は、

  1. 葬儀プラン
  2. 参列者数

葬儀会社によって葬儀一式に含まれる内容が異なること、飲食代は料理のグレードによって異なること、お布施はお寺によって異なること、また戒名によっても異なること、火葬料金は地域や自治体によって異なることを踏まえた上で、費用の目安をまとめてみました。

一般葬家族葬
(2日葬)
家族葬
(一日葬)
参列者数50人20人20人
葬儀一式費用約600000円~約750000円約400000円~約550000円約300000円~約400000円
飲食代約450000円約250000円約150000円
お布施約200000円約200000円約100000円
火葬料金約14000円約14000円約14000円
  • お布施は寺院によって異なります。また戒名によって異なります。佐倉家のケースを掲載しています
  • 火葬料金は仙台市民の火葬料と待合室(2時間)を掲載しています

変動する費用がプラスされたり、オプションを選択することで追加の費用がかかります

まとめ

お葬式を進めるにあたってわからないことばかりでしたが、その中でも理解不足だったのが費用についてでした。

日常生活では接することのない葬儀について知るすべもなく…というのは当然のことです。

しかし、事前の知識が少しでもあれば、葬儀会社と打ち合わせをするときに、交渉することも納得して選択することもできます。

今回は、短い準備期間でも間に合うように、葬儀の費用についてを図や表を使ってひと目でわかるようにまとめました。

葬儀の費用を知るためには大切なことは、『葬儀費用の内訳』を理解することです。

  1. 葬儀費用には、固定費と変動費がある
  2. 固定費は、オプションで選択できるものがある
  3. 変動費は、見積り後に状況に応じて追加費用が発生する場合がある
  4. 『お布施』は、見積りに含まれない
  5. 『火葬代』は見積りに含まれない場合がある

葬儀会社の設定するパッケージ料金は、最安値が記載されています。オプションで追加したり、変動費で追加費用が発生したりすれば、もちろん費用はプラスされます。

葬儀プランのパッケージ料金の内容は葬儀会社によって異なります。必ず見積りのときに何が含まれているか確認することが大切です

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