お葬式の事前準備といっても、『何から始めたらいいのかわからない』『葬儀会社のあてがない』そんな悩みは多いと思います。未知の世界であるお葬式だからこそ、まずは下調べが大切です。そんなときにおすすめなのが全国区の葬儀運営会社からインターネットで無料の資料請求することです。
何を下調べするかというと
- 『葬儀の種類』を知る
- 『葬儀の費用の相場』を知る
基本情報として、葬儀会社ごとの『プラン内容』『おおよその費用』を把握します。
葬儀会社によって異なる葬儀プランや費用について、数社の葬儀会社と比べると大体の目安がわかってきます。
その準備をすることで、実際に自分たち家族のお葬式を考えるときに大いに役立つ情報になります。
ここではリサーチする方法と一般的なプラン内容、費用について具体的にまとめていきます。
- インターネット資料請求するメリット
- お葬式にはどんな種類があるか?
- 葬儀のプランと費用の相場
インターネットで調べる
どこの葬儀会社にお願いすればいいのかわからない場合、まずはCMやネットなどで目にする全国の葬儀社と提携している葬儀運営会社で相場を調べるのが簡単です。
インターネットで調べるのが楽かも!どこの会社もパンフレットが届くが早かったです。大抵2~4日くらいでした。
よりそうお葬式
ちいさなお葬式
イオンのお葬式
全国の葬儀社と提携している葬儀斡旋会社です。葬儀の契約の窓口になります。それぞれの会社で、葬儀と費用のプランが決まっていて、わかりやすい内容と料金体系になっています。実際に葬儀を行うのは、提携している地元の葬儀社になります。
資料請求Q&A
- 家族に内緒で資料請求がしたい
佐倉家の長女ほとんどの葬儀運営会社は、お葬式とわからない封筒で送る対応をしてくれます。念のために、ご確認を!
- 資料請求すると電話でしつこく営業されないか心配
佐倉家の長女大手の葬儀運営会社へ資料請求しても営業の電話は来ないようです。うちの場合もそうでした。しかし地元の葬儀社に資料請求したときには電話営業がありました。。。
- 資料は郵送ではなくメールでほしい
佐倉家の長女多くの葬儀運営会社はeメールでの資料送付について対応しています。私の経験上、数社で比べるときは紙のパンフレットの方がやりやすかったです
- 同じようなプランなのに会社によって費用が異なるのはどうして?
佐倉家の長女葬儀プランに含まれる基本の料金によっても各社費用が異なります。一見、費用が安いと思っても実際どこまで含まれている費用なのか確認が必要です。たとえば、基本料金に含まれるドライアイス料金が何日分かなんてこともトータルで差額発生する要因になります
葬儀の種類について
葬儀は大きく二つに分けて考えるのがわかりやすいです。『通夜、告別式を行うプラン』と『火葬だけを行うプラン』です。
葬儀会社によってプラン名、詳細は多少異なりますが、比較することで大まかな内容が把握できます。
- 家族葬
一日葬 ⇒ 告別式のみ
二日葬 ⇒ 通夜、告別式
- 一般葬 ⇒ 通夜、告別式
1.通夜・告別式を行うプラン
葬儀場で葬儀をするプランには、家族葬(一日葬・二日葬)と一般葬と呼ばれるものがあります。
一般葬 | 家族葬 (二日葬) | 家族葬 (一日葬) | |
---|---|---|---|
参列者数 | 30人以上 | 20人程度 | 20人程度 |
通夜 | 〇 | 〇 | × |
告別式 | 〇 | 〇 | 〇 |
一般葬
多くの参列者を招き規模の大きな通夜・告別式を二日間で行うプラン
- 参列者数は、30人以上
家族葬:二日葬
小さな規模で、通夜・告別式を二日間で行うプラン
- 参列者数は、20人程度
家族葬:一日葬
小さな規模で、通夜は行わず、一日で告別式を行うプラン
- 参列者数は、20人程度
2.火葬のみ行うプラン
通夜、告別式をせず火葬のみを行うプランです。
火葬式 | シンプル火葬 | |
---|---|---|
参列者数 | 1~10人程度 | 1~10人程度 |
通夜 | × | × |
告別式 | × | × |
火葬の前の面会 | 〇 | × |
火葬式
葬儀会社によって名称は様々ですが、火葬する前に故人と面会できるプランです。
地方にもよりますが、火葬場にお坊さんの手配ができるプランもあるようです。
- 人数は、1~10名程度
シンプル火葬
葬儀会社によって名称は様々ですが、火葬だけを行うもっともシンプルなプランです。
宗教儀式はせず、仏具などを省いています。対面してお別れする時間は火葬場に集まった数分だけになります。
- 人数は、1~10名程度
葬儀の費用について
一般的な費用の目安です。
詳細なプラン内容は、葬儀会社、また葬儀をする地域によっても異なります。
まずは、どんな葬儀プランでいくらかかるか、相場を知りたい!
プラン | 基本的な費用 |
---|---|
一般葬 | 600,000円~750,000円くらい |
家族葬 二日葬 | 400,000円~550,000円くらい |
家族葬 一日葬 | 300,000円~400,000円くらい |
火葬式 | 150,000円~250,000円くらい |
シンプル火葬 | 90,000円~100,000円くらい |
これが葬儀会社に払うすべての費用ではありません。それぞれの希望や状況、参列人数によって必ずプラスされる費用が発生するのでご注意を!
- お布施代
- 戒名料(依頼した場合)
- 火葬代
- 参列人数によって変動する料金(例:食事代、車両代、返礼品など)
- オプションで追加した料金
まとめ
お葬式の事前準備として、まず行動すべき最初の一歩はインターネットで資料を集めることです。
それは各社で比較することによって、どのような『葬儀のプラン内容』と『費用』があるか知ることできます。
この記事でわかったことは、
- 葬儀のプランは、『通夜、告別式を行う』か『火葬だけを行う』とわけて考えること
- 葬儀の費用は、プランの内容によって異なる。そして希望や状況、参列人数によって必ずプラスされる費用が発生すること
おおまかな概要として、葬儀のプランと費用の考え方について紹介しました。
まずは、それぞれの違いを知ることから始まります。