葬儀の準備ってどのタイミングで始めたらいいの?
早い方がいいと思っていても、なかなか始められないのが葬儀の準備です。
いざというときは突然やってきて、そのとき初めて行動に移す…多くの場合そうなってしまいます。
私が父のお葬式の準備を始めたのは亡くなる二週間前でした。そのとき葬儀の予備知識はゼロに等しく、何から手をつけたらいいのかわかりませんでした
準備期間が短いと葬儀について調べたり情報収集する時間はあまりありません。そしてどんな葬儀プランが自分たちのお葬式に合っているかじっくり検討することが難しくなります。
その結果、葬儀会社に任せたら、かなり予算オーバーだったなんてことになってしまいます。
この記事では、時間がなくても簡単にわかるように、葬儀プランについてわかりやすく説明します。
そして、葬儀プランを選ぶときの考え方についても解説します。
インターネットで調べるといろいろな葬儀情報があふれていますが、この記事では『葬儀プラン』に特化してシンプルにまとめているので、時間をかけなくてもわかるようになっています。
葬儀会社や地方の慣習によって葬儀プランの名称や行う内容が多少変わってきます。もちろん、詳細を調べることは大切ですが、まずは基本のプランを知るということをメインに考えます。
葬儀プランの予備知識を身につけてから葬儀会社のプランを検討することで、短い準備期間でも自分たちのしたいお葬式を行うことができます。
- 基本の葬儀プラン3つ
- それぞれの葬儀プランの特徴
- それぞれの葬儀プランの違い
- 葬儀プランを選ぶ3つのポイント
基本の葬儀プランは3種類
一般葬は、参列者数の多い大規模な葬儀
一般葬といわれる葬儀プランは、参列者が30人以上の大規模な葬儀になります。
お通夜、告別式を行います。参列者が多く葬儀のときに飲食も行う、いわゆる昔ながらのお葬式のイメージです
家族葬は、身内だけの小規模な葬儀
家族葬は、身内や親しい人だけが参列する20人以下の小規模な葬儀です。
家族葬と呼ばれるプランには、一日葬(告別式のみ)、二日葬(お通夜、告別式)があります。
いまどき選ばれることが多い葬儀スタイルです。
うちの父も家族葬でした
二日葬、お通夜と告別式の葬儀プラン
家族葬で、お通夜と告別式を行うプランが二日葬になります。
葬儀の内容は一般葬と同じです。参列者の数によって、大規模なら一般葬、小規模なら家族葬にわけられます。
一日葬、告別式のみの葬儀プラン
家族葬で、告別式のみを行うプランが一日葬になります。
火葬式は、お通夜と告別式を行わない
火葬式は、お通夜と告別式をやらずに火葬だけを行うプランです。
直葬といわれることもあります。火葬の前に故人と面会できるプランと面会なしのプランがあります。
一般葬と家族葬と火葬式の比較
プラン別、基本の内容比較
一般葬 | 家族葬 (二日葬) | 家族葬 (一日葬) | 火葬式 | |
---|---|---|---|---|
搬送 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
安置 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
納棺 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
通夜 | 〇 | 〇 | ||
告別式 | 〇 | 〇 | 〇 | |
出棺 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
火葬 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
プラン別、参列者数の比較
一般葬 | 家族葬 (二日葬) | 家族葬 (一日葬) | 火葬式 | |
---|---|---|---|---|
参列者数 | 30人以上 | 20人程度 | 20人程度 | 1~10人程度 |
参列者数は目安になります。各プランに厳密な人数制限があるわけではありません。
一般葬と家族葬(二日葬)の違いは、参列者数だけです。大規模な葬儀か小規模な葬儀かの違いだけで葬儀の内容は変わりません。
葬儀プランを選ぶ3つのポイント
葬儀プランを選ぶポイントは3つあります。
- お通夜、告別式をするか
- 参列者数は登勢のくらいか
- 予算はいくらか
わかりやすいシンプルな選ぶポイントになります。
お通夜、告別式をするかしないかで選ぶ
一般葬、家族葬で行うか、火葬のみを行うか選択ができます。
参列者数で選ぶ
参列者数で、一般葬になるか家族葬になるか決まります。
葬儀の予算で選ぶ
葬儀は参列者数によって費用が大きく変わります。
まとめ
私が父のお葬式の準備を始めたき、葬儀の予備知識はゼロでした。家族葬がどんな葬儀かわからずに、時間がないままやみくもに調べて情報を得るのに苦労しました。
今回は、短い準備期間でも間に合うように、葬儀プランを図や表を使ってひと目でわかるようにまとめました。
葬儀プランは大きく分けると3種類あります。
- 一般葬
- 家族葬
- 火葬式
葬儀プランを選ぶには、大きく3つのポイントがあります。
- お通夜、告別式をするか
- 参列者数は登勢のくらいか
- 予算はいくらか
葬儀会社によって、葬儀プランの名称や内容は多少異なります。また地方の慣習によって変わることもあります。詳細を調べることは大切ですが、まずは基本のプランを知るということをメインに考えました。
葬儀について、一般的な見解をもとにわかりやすくシンプルにまとめました。