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佐倉家の長女
誰もがいつか経験するお葬式。そのときは突然やってきます。それは未知の世界!この年になっても知らないことがこんなにあるなんて。。。しかも悩む時間もなく、次から次へと決めなければならないことがいっぱい。もっと早く準備すればよかったと後悔の嵐でした。
そんな父の葬儀を体験した私がまとめた役立つお葬式情報です。
これから初めてお葬式をする人のためにいろいろな思いを込めて書いてます。
最後のお別れがいいお葬式になりますように

【家族葬のお通夜】一般的なお通夜の流れとお通夜をしない一日葬の違い

家族葬で行うお通夜は一般葬と同じです。

お通夜というのは、告別式の前夜に家族や身内が集まって故人と最後の夜を過ごす儀式です。もともとは灯明と線香を絶やさないようにして夜通し見守ることを意味していましたが、今では夕方ごろから会葬者をむかえ1時間~2時間程度で執り行うことが一般的です。

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お通夜をしない一日葬と家族葬はどう違うの?

家族葬のお通夜について一般的な流れや所要時間、そしてお通夜をしない一日葬との違いについて、わかりやすく解説していきます。

この記事でわかること
  1. 家族葬のお通夜の一般的な流れと所要時間
  2. お通夜をしない一日葬のメリットとデメリット
  3. お通夜をする場合としない場合の費用の差額
もくじ

家族葬のお通夜の流れ

家族葬のお通夜は基本的に一般葬と同じ流れになります。

自宅でお通夜を行うこともありますが、今回は葬儀場でお通夜を行うケースを紹介します。

お通夜の一般的なスケジュール

家族は一時間前に葬儀場に入る
  • 葬儀会社と打ち合わせ
  • お坊さんより先に式場入りする
開式
  • 通夜式の司会進行は葬儀会社のスタッフが行う
  • 喪主のあいさつ
僧侶を迎え読経
  • 僧侶が入場
  • 僧侶の読経により故人を供養
焼香
僧侶の法話
  • 僧侶が法話を話す
  • 僧侶の退場
閉式
  • 喪主のあいさつ
通夜振る舞い
  • 遺族と参列者で食事をする
  • 家族葬の場合、省略される場合が多い
  • 通常、司会進行は葬儀会社のスタッフが行います
  • 焼香の仕方、順番は、打ち合わせで葬儀会社のスタッフが教えてくれます
  • お通夜の後の食事は、身内だけの家族葬の場合、省略されることが多いです
  • 地方や葬儀会社によって内容が異なる場合があります

お通夜の所要時間

家族葬のお通夜の内容は一般葬と同じですが、参列者が少ないため焼香にかかる時間が短縮されます。
また、身内だけの場合は通夜振る舞いをしないことが多いので時間が短くなります。

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父のお通夜のときは、お坊さんの読経、法話は20分くらいでした。通夜式のトータルの時間は40分くらいでした

通夜式の前

  • 一時間くらい前に葬儀場に入る

通夜式

  • 焼香にかかる時間、15分前後(参列者数によって変わる)
  • 読経、法話は20分くらい

通夜式の後

  • 通夜振る舞いを行う場合、1時間程度

『通夜式』だけなら大半の場合、所要時間は40分~60分になります

お通夜をしない一日葬

家族葬にはお通夜をしないで告別式だけを行う『一日葬』があります。
葬儀の形式にこだわらず、家族の負担を軽減して故人とお別れをしたいという家庭に選ばれています。

菩提寺がある場合、一日葬を選ぶ際に必ず相談する必要があります。お寺によっては通夜、告別式といった正式な葬儀しか受け入れないケースがあります。まずは相談を!

お通夜をしないメリット

  1. 一日で葬儀がすむため、親族の負担が減る
  2. 一日で葬儀がすむため、宿泊など参列者の負担が減る
  3. 家族葬(二日葬)と比べると費用がおさえられる

お通夜をしないデメリット

  1. 故人とゆっくりお別れする時間が取れない
  2. 告別式のみ行うため参列者の都合をつけづらい
  3. 通夜を省略することを菩提寺から断られてしまうことがある

お通夜をする場合としない場合の費用のちがい

一日葬のメリットとして、お通夜を行う家族葬と比べると費用がおさえられることがあげられます。
実際、どのくらい費用の差があるか調べてみました。

一日葬でかかる費用家族葬と比べる
葬儀一式代家族葬と同じ同じ
式場代前日から告別式の準備をする場合は家族葬と同じ
飲食にかかる費用通夜振る舞いについて減る減る
寺院関連にかかる費用お布施代が告別式のみになる減る

通夜だけの一日葬の式場代は、通夜、告別式の二日間使用する家族葬の半額になるのでは?と思いがちですが、祭壇を準備する時間を考慮した場合、葬儀場を二日間押さえておく必要があるため、結局、家族葬と同じ料金というケースがあります

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父の葬儀のとき一日葬を検討したけど、式場代は家族葬と変わりませんでした。うちの場合、貸し切りの式場だったからという理由もあったかも

一日葬は費用がおさえられるのか?

結論は、一日葬だからといって家族葬(二日葬)の半分の費用でできるわけではないということです。

例えば、祭壇を家族葬と同じように飾れば祭壇費用は変わりません。祭壇準備の時間を考慮した場合、二日間押さえておく必要があるため式場代は家族葬と変わりません。

実質かからない費用は、通夜を行わないため『通夜振る舞い』の飲食代お布施代の一部、といったところになります。また式場によっては一日分だけの式場代のみというところもあります。

一日葬と家族葬(二日葬)の費用について、平均すると10万円~15万円くらいの差額が出るのではないかと思います。

  • 佐倉家調べです。地方や葬儀会社によっても費用の差額は異なります。

まとめ

家族葬のお通夜は一般葬と流れは変わりません。
ただ、参列者数が少ないのでお焼香の時間が短かったり、通夜振る舞いがなかったりするので、一般葬より短時間ですみます。そういったことから、家族の負担が軽減されます。

葬儀の形式にとらわれず、もっとシンプルにという場合は一日葬で通夜を省ていて告別式だけという選択もあります。
気をつけなければならないのは、

  1. 菩提寺がある家は必ずお寺に相談しなければならないということ
    正式な葬儀の形式でなければ受けられないというお寺もあります
    菩提寺がない場合は、葬儀会社と打ち合わせの上、進めていくことができます
  2. 家族葬と比べて、お通夜をしないから費用が半額になるわけではないこと
    思ったほど節約できる項目が少なく感じます

メリット、デメリットを踏まえた上で自分たちに合ったプランを選んでください。

家族葬のお通夜について一般的な流れや所要時間、そしてお通夜をしない一日葬との違いについて、わかりやすく解説しました。

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